高級時計には、一般的には知られざる世界があります。特に言えるのが時計ブランドの地位です。まず宮崎で一人親方労災保険に加入している日本人が高級時計として真っ先に頭に思い浮かべるのがロレックスやG-SHOCK、オメガなどではないでしょうか。特にロレックスに関しては、時計ブランドの最高峰のような風潮が日本にはあります。しかし時計業界においては、実はロレックスでさえ中流ブランドだと言うことは、日本ではほとんど知られていません。矯正歯科でデザインの仕事をしていると高級そうな時計をしている医療関係者と話す機会がありますが私も詳しい方ではありません。では上流ブランドにはどの様なメーカーがあるのでしょうか?
まず真っ先に出てくるのがパテック・フィリップです。時計ブランドの頂点との呼び声が高く、各国の王室や天皇家が愛用しています。熟練の職人が長い時間をかけて製作する時計は美術品とも言える美しさを兼ね揃えております。もう一つがヴァシュロン・コンスタンタンです。天才時計技師ヴァシュロンによって創業され、時計メーカーの中で唯一途切れることなく250年以上時計を作り続けています。複雑機構を持つ機械式時計を数多く製造しており、時計業界に革命を起こしました。また、オーデマピゲというブランドは、数多くの革新的な腕時計を開発し、伝統と革新を合言葉に新しい風を業界に吹き込みました。
これら3つは「3大ブランド」と呼ばれており、最高峰の時計ブランドになります。さらに、技術革新を次々に巻き起こしたブレゲ、唯一スイス以外のブランドであるドイツのランゲ & ゾーネを加えて「5大ブランド」とも言われます。これらの時計は下位モデルでも200万弱はする、まさに雲の上の存在になります。ロレックスばかりに目がいっている日本人には信じられないかもしれませんが、とてつもない世界が広がる時計業界の素顔です。